3月5日、午後11時・・花冷えの夜、です。
ストーブの側で、書き込みを始めています。
隣には、子猫?のまる子を抱いて孫娘の薫子が見守っています。
今日はうれしいご報告をいたします。
3月3日、ルフトハンザ8386便、18時25分着・・・メキシコから2頭のアラスカンマラミュートが到着いたしました。
20時には、検疫、税関が閉まるため、検疫所のアドバイスによって4日早朝熊谷を出発・・家族でお迎えに行きました。
28日、メキシコを経ちフランス経由で到着しました。
長旅でしたが、元気で美しくて立派な姿に、検疫官たちも驚き褒めてくれました。
メキシコのSilverTusK・・シルバータスクケネルより、2年間という時間をかけてお譲りいただきました。
彼らの父親は、メキシコの宝と称賛されたチャンピオン、アキレスバルガスです。
フェイスブックで、彼を一目見た時から、虜になりました。
ある時、家で仕事をしていたスタッフに・・ねぇ。。この犬凄いでしょうと写真を見せたところ、このジャッチの先生を知っている。日本人ですよ・・・えぇ!専門学校で教えていただいたとか・・・日本人なの?そうですよ。
彼女がすぐに連絡をしてくれました・・・子のマラミュートが好きです。・・・良い犬に目を付けましたね。
ところが、コロナが始まり海外とは・・・行くこともできない・・・でもね、この犬は最高ですよ。
性格も素晴らしい・・諦めることはできませんでした。
新しいスタッフさんがきて、彼女のご主人はブラジルの人で、この話をすると、僕が連絡を入れてみましょうといってくれました。
その一言で、始まりました・・・どこの国なのか知らずにシルバータスクケネルに連絡を入れてもらいますと、メキシコだということに驚きましたが、2019年4月15日、チャットでの会話が始まりました。
アキレスバルガスの素晴らしさや思いを書き、その血液が欲しいと・・・言ってしまった!
2頭の子供の写真を見て、2頭ともほしい!!と言ってしまった!
すると、美佐子君は何を言ってるんだ?彼らは兄弟だよ・・だいじょうぶ、彼には、パークのメスが勢ぞろいしている。
彼女には、パークの精悍な雄がいます。私の経歴は、ジャパンケネルクラブで調べてください。
数日後、わかったよ・・みさこ・・2頭を君にお譲りするよ・・その答えをいただいた瞬間嬉しくて・・心臓が飛び出そうで、膝が笑い始めて、体中の血流が逆走している感覚に襲われました。震えと涙が止まりませんでした。
銀行からの入金も審査があり大変な証明と書類の書き込み・・送られる書類は、全て、スペイン語・・・
長い時間が流れていくわけですが、契約がすんで、名義変更された血統書が送られてきたとき、またまた、喜びに体中が震えました。
70歳まじかの私が味わう・・・青春時のどきどき、ハラハラ、そして、わくわく感・・ここにきて幸せ者だと感じましたね。
日本のルールに従わなくては・・・動物検疫・・・とにかく厳しいとのこと、時差がありますから明け方までチャットでの会話をしました。お産で言いますと・・・命がけのように難産でした。
送付される書類は、全てスペイン語・・高校2年生と小学6年生の二人の孫娘が通訳気を使いながら協力してくれました。
困ることがたくさんありましたが、そのたびに、検疫所の人々やルフトハンザから委託された日本の会社の方々たくさんの人々に支えられてこの日を迎えることができました。
シルバータスクケネルのオーナであるバルガスさんご夫妻・・美佐子日本という国はルールがとても厳しい・・・何度も言いました。私は、そのたびに答えました・・・私たちは、そのルールに守られて生きています。
美佐子・・わかった・・我々も、そのルールに寄り添うよ・・・言葉の壁、ルールの山も、バーガスさんの忍耐と信頼で乗り越えられました。ドラマにしますと・・・・人の思いに国境はない・・・ブルースリーの言葉、友よ水になれ・・・ですね。
到着したアラスカンマラミュートの名前は、
男の子は、マジックバルガス、女の子は、エストレラバルガス、2019年8月生まれ、最高峰の意を受け継ぐアラスカンマラミュートです。
4月1日から皆さんとお会いすることができます。
心優しく、精悍さを持った彼らにご期待ください。
毛色は、マジックがウルフグレーです。エストレイラは、美しいセイブルです。
メキシコのシルバータスクケネル、バーガスご夫妻とメキシコの皆様に心より感謝申し上げます。
アラスカンパークは、種の保存の為に入ってきたこの良血を迎え純血のマラミュート作出に精進してまいります。
写真、動画につきましては、専属スタッフが制作記載と発信をいたします。
アラスカンマラミュート、アラスカンパーク、マラミュートライフ❤